50万時間の旅 これまでの旅はこれからの礎

大興印刷の設備など、より詳しく解説するページです。

特殊印刷・後加工について4

オフセット印刷とは、現在の印刷方式の主流として用いられる平版(へいはん)印刷のひとつで、商業印刷物や美術印刷の多くはこの印刷方式を用いられ、現在の一般印刷の代表的な印刷方式です。

無線綴じ

オフセット印刷は、大量の印刷を短時間で仕上げることが可能であり、さらに、大部数の印刷であればあるほど、単価も自ずと低くなるのがメリットです。

 

印刷機には巻取り紙をセットして印刷するオフセット印刷で、枚葉印刷よりは数倍の高速で連続的に印刷できるので、新聞、折込みチラシなど短時間で大量の部数が必要な印刷に適しています。折りなどの後加工もインラインで行えます。但し、セットできる巻取り紙の幅はオフ輪機の機種に制約されます。A判の場合は1,250mm、880mm、625mmの3種類、B判の場合は1,085mm、765mm、383mmの3種類の用紙幅があります。

 

比較的、ページ数の少ない冊子に向く針金綴じの冊子で、8ページから対応します。
基本的に表紙も含めて、ページ数は4の倍数になるような構成となります。

 

背表紙のある無線綴じ製本で、中心がかさばらないので、20ページから対応します。
カタログ、情報誌、広報誌、同人誌などページ数の多い冊子に向いています。

 

  二つ折りや三つ折りなどの折り加工をセットにした商品です。

 

 

部数が少ない印刷を短納期で低価格に仕上げたい場合に向いています。
名刺や小ロットのチラシなど、「必要な時に必要なだけ」を印刷する方法です。
コンピュータからダイレクトにデジタル印刷機で出力するため、刷版工程が無いことから「無版印刷」とも呼ばれています。
インキの代わりにトナーを使って印刷するインクジェットプリンタを利用したものもデジタルプリントの一種です。

 

雑誌のグラビアページなどで馴染みのある印刷方式で、版式としては版表面が非印刷部分になる凹版印刷。版は、版胴または版胴に巻きつけるラップアラウンド版の表面をエッチングした状態に作成します。製版方法には、主なものでもコンベンショナル法、網グラビア法、電子彫刻法の3種類があり、印刷目的によって使い分けられています。コンベンショナル法は、写真グラビアのような高品位な印刷に適しています。網グラビア法は、新聞の日曜版、雑誌、DMなどの印刷に向いています。菓子や食品を包装するフイルム資材や袋の印刷には電子彫刻法が使われます。

 

表面が平滑でない被印刷物への印刷に適した印刷方式。版式としては凸版印刷で、版材には柔軟性のある樹脂板やゴム板(フレキシブルレリーフ)が使われます。印刷機は専用の輪転機が主で、印刷後にインラインでさまざまな加工ができるようになっています。ダンボール、紙袋、牛乳パックなどの紙器、封筒などの印刷が主な用途ですが、シール・ラベル、軟包装等フイルム、建材ほかへの印刷にも使われます。地球環境に優しい水性インキやUVインキが使えるので、グラビアに代わる印刷方式として評価が高まっています。

 

かつては新聞、雑誌、書籍の印刷に多用された印刷方式ですが、現在は葉書や名刺の印刷に姿を止める程度になってしまいました。文字組版には、鉛合金でできた活字(活きている字の意)を使うので活版印刷の呼び名が生まれたといわれています。版式としては凸版印刷であり、版は活字と写真製版した凸版(版材は1ミリ厚程度の銅板や亜鉛版)を組み合わせて作成します。それを平台式の活版印刷機に組み付けて枚英紙で印刷する方式が一般的ですが、新聞印刷などでは輪転機が使われていました。写真、絵画などを写真製版してカラー刷りする場合は原色版と呼び、口絵や美術書の印刷に使われることがあります。

 

紙だけではなく、布、皮、ゴム、樹脂板、金属板などへの印刷が容易であるため、商業美術、生活用品、工業製品の分野で幅広く使われている印刷方式です。版式としては、「プリントごっこ」(理想化学㈱の商標)や謄写版印刷と同様の孔版印刷。版材には、絹糸や化学繊維で織られた紗やステンレス製のスクリーンメッシュを、ステンレス枠にきつく張ったものを使います。そのスクリーン枠に感光剤を塗布して、文字や絵を焼き付けることで版が出来上がります。印刷は手刷りか半自動式の印刷機を使って行いますが、インキの乾燥が遅いので多色刷りや大量の印刷には時間がかります。

 

シール、ラベル、ステッカーのような、物に貼る印刷物の印刷を総称してシール印刷といいます。印刷機は総じて小型ですが、タック紙(剥離紙)や粘着シートに印刷して型で打ち抜くといった後加工が連続的に行えます。版式としては、樹脂版による凸版印刷が一般的です。

 

このページのトップへ