50万時間の旅 これまでの旅はこれからの礎

大興印刷の設備など、より詳しく解説するページです。

 

お客様からパンフレットやパッケージに対して、つや出しや耐久性・耐水性に対するコーティング目的のご要望があります。その際に目的と予算に応じた提案をしなければなりません。

 

 表面加工の目的は、絵柄を保護することにより印刷物にいろいろな耐性をもたせることと独自のデザイン性を強調することにより見栄えを良くすることにあります。
 一般的な加工としては、光沢コート・プレスコート・ラミネートがあり、光沢コートはOPニスをローラー塗装することにより表面のツヤ出し・インキのブロッキングを防止・汚れ傷の防止などに役立ちます。主に書籍や雑誌・カタログ・パンフレットなどに多く使われています。
 プレスコートは、印刷面をビニール引きし100℃~120℃のロールで加熱加圧し冷却して光沢を出す方法で、用途も雑誌の表紙・薬品箱・ポスター・カレンダーなどに使われています。
 ラミネートは、PPフィルムやPETフィルムを高温のシリンダで熱圧着させて光沢感を出します。コーティング加工やプレス加工よりも強じんなため本の表紙やカバーはもちろんのこと、下敷きやレストランのメニューなどに利用されています。印刷物はいずれは廃棄物として焼却されますが、その際にダイオキシンが発生するかどうかが問題になります。この点については環境への意識も高まる中で、ラミネートメーカーもこの問題に取り組んできており、ダイオキシンが発生しないものも開発されています。

 

 

■ニスコートには、2方式があります。
【A】:インキつぼ(インキを入れる場所) にインキと同じようにOPニスを入れる方式(つぼニス)です。
(1)OPニス(Over Print ニス)*通常、ニスと言うとこの「OPニス」を指します。
  表面に透明な油性溶剤を塗りツヤを与え、色落ちを防止します。
  そんなにツヤは出ません。
  キズ、汚れ防止機能は他の表面加工に劣りますが、 印刷と同時に加工するので低価格です。
(2)OPマットニス
  OPニスと同様の方法により、つや消し効果を与えます。

【B】:ニス・コーティング装置にツヤ出し用のグロスニスを入れる方式です。
  光沢とつやのあるニスです。

 

■ビニール引きには、2種類あります。
(1)ビニール引き
  塩化ビニールを塗りツヤを与えます。
  キズ、汚れ防止機能はニスよりも優れ、比較的安価なので、いろいろ用途が広く使用されています。
(2)マットビニール引き 
  ビニール引きと同様の方法により、つや消し効果を与えます。
  マットニスよりも高価ではありますが、より深く、落ち着きのある仕上がりを得られます。

 

  印刷面に溶剤を塗った後、ローラーで圧力をかける加工で強い光沢を与え、印刷面を十分に保護します。
  ニス、ビニール引きに比べて、高価です。
  現在、最も多くの表面加工方法として、カタログの表紙やパッケージで使用されています。
  パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面加工の中では最も強い光沢を出すことができます。
  その反面、耐摩擦性や耐水性は他の表面加工に劣りますので、 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の使用条件や輸送条件によってはお薦めできない場合もございます。

 

(1)PPフイルム貼り
  プラスチックフイルムと紙を貼合し、強い光沢を出せる加工です。
  近年では環境問題からポリプロピレンフイルムを使用しています。
  少し高価で多少の加工日数が必要です。
(2)マットフイルム貼り
  PPフイルム貼りと同様の方法でつや消し効果があります。
  マットビニールよりさらに落ち着きがあり、高級感のある仕上がりになります。

 

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